平成22年長崎市議会11月定例会は、11月24日(水)開会し12月13日(月)までの20日間の日程で開催される。今議会では、平成22年度一般会計予算(20億9,434万1千円)、特別会計予算(7億109万7千円)、公営企業会計予算(1,064万3千円)の総額28億689万1千円の補正予算案や条例改正案など32件が上程された。補正予算では、基金積立金(9億9,259万円)、グループホーム等設備整備費補助金(8,971万3千円)、長崎まちなか龍馬館運営費(946万円)、伊王島大橋架橋後の電動アシスト付自転車等整備する伊王島観光推進事業(1,240万6千円)など、条例改正では懲戒処分などを審議する「市職員分限懲戒審査会」に外部の人材を加える条例、長崎市都市景観条例、給与条例改正の一部改正など12件が含まれている。
また、今議会は平成21年度長崎市一般会計歳入歳出決算の討論・採決が行われ、全会一致「不認定」となった。市民クラブは、都市計画道路小ヶ倉蛍茶屋線の整備事業に関する不適切な予算流用、不適切な工事処理、組織管理上の機能不全など指摘、地方自治法の会計年度独立の原則からも容認できない。市民の大切な血税の執行にあたっては、効果的で健全なる予算執行を市長・理事者に強く求めた。市長からは、市議会の決定を重く受け止め、改善策を講じて予算執行にあたるとの決意が示された。更に市長は、来春4月の長崎市長選に向け、3つの方向性(個性的なまち・暮らしやすいまち・みんなでまちをつくる)の「想いを形にしたい」と再選出馬の表明を行った。私の一般質問は、12月2日(木)14時からと決定した。