2021年8月8日(日)「県内特別警戒警報を発令」!

中村長崎県知事は8月6日、県内で新型コロナウイルスの感染が従来以上の速さで拡大しているとして、県内の感染状況を5段階で示す県独自のステージを上から2番目の「4」に同日引き上げ、警戒警報を発令すると発表した。県内の直近1週間の感染者数は225人で、このうち県外往来関連が6割弱の131人に上がり、緊急事態宣言やまん延防止等重点措置の地域との往来で感染が広がったケースが多く、前週の2.3倍に増加している。今回の会見のポイントは、県下の感染段階をステージ4に引き上げ、県境対策の強化(往来自粛、PCR等検査費用助成)、不要不急の外出自粛、飲食店への営業時間短縮要請などお盆前後の緊急要請、県民限定観光キャンペーンを8月10日(火)から一旦停止するもの。

次に、田上長崎市長は県知事の記者会見を受け8月7日記者会見を開き、新型コロナ感染拡大に伴い、県外からの観光客が多く見込まれる観光施設(グラバー園や出島、長崎原爆資料館、長崎ペンギン水族館など)35ヶ所を、準備が出来次第(8月10日頃)休館すると発表した。この他に、「精霊流し」への参加を極力控えることや不要不急の県外との往来、家族以外との会食を自粛するよう求め、感染拡大を防ぐための「非常事態行動(8月7日から23日)」の徹底を呼び掛けた。また、基本的な日常生活におけるマスクの着用、手指消毒の徹底、三密の回避、共用部分への接触注意など感染防止対策などお願いした。

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