同盟友愛連絡会(酒井隆会長)は、4月15日(土)から16日(日)の一泊二日、矢太樓において約80名が参加して「同盟友愛連絡会第10回友愛塾」を開催した。この友愛塾は、平成17年から“旧同盟の理念や労働組合の進むべき道”や労働組合の原点を見つめ直し、新たな活動に活かす事などを目的に開催され、今回通算16回目の友愛塾となった。開講式では、松尾敬一塾長より「職場と家庭を守る労働運動を進め、労使で解決できない課題を行政で改善してもらいたい。そのために政治活動分野で組織内候補者を議会に送りだしている」、白川鮎美さん(参議院長崎選挙区予定候補)より「納税者・消費者等の声が国政に届いていない。働く者・女性代表として頑張るのでよろしくお願いする」との挨拶があった。
友愛塾対象者は、基幹労連長崎県本部、UAゼンセン長崎県支部、交通労連長崎県支部、日産労連、自治労連長崎地協、支払基金労組など産別・単組の役員、組織内各級議員(県・市・町議会)らが参加した。講義Ⅰでは、政策研究フォーラム理事の岩井奉信(ともあき)氏(日本大学教授)より「今後の日本の政治展望について~2019年夏の政治決戦を前に~」と題して、ここ数日間で、年金2,000万円問題で政治が動き、衆参同時選挙は遠のいた。政治家安倍晋三の宿願としての憲法改正。3分の2確保には厳しい参院戦の情勢など、また、西岡秀子衆議員より「国政・国民民主党報告」について、国会で補正予算の反対討論の動画や、参議院選に向けた国民民主党の政策について聴講し講義を終えた。夕食・交流会では、参加者が一堂に会し盃を重ね、親睦・交流を図った。