2021年5月4日(火)「USB動画研修(その2)」!

前日に続き、USBによる動画研修の概要を掲載する。研修セミナーは、地方議員研究会講師の「村山祥栄氏」より“アフターコロナの議員目線「地方に人を呼び込め!」~定住人口(人口増)と流動人口(観光)~”について聴講した。アフターコロナのポイントは別添添付(写真)の通リであり、政治家にとってはかつてない活躍のチャンス、コロナ後の社会はどうなるのかを予測し、スピード感をもって誰よりも早く動くこと。政治に求められる形が変化しており、公共サービスを早く・安く・安定的に提供する必要がある。定住人口増加戦略では、東京への一極集中への対抗軸を作れるのか?企業の地方移転の機運が高まる中、都市間競争と地方創生の取り組みのなかで「遊・学・働・住」の魅力を創り、人が集まる街をつくる。人口問題の大原則は、働く所がないと人は出て行く、対応策としては職住近接型の「働く場所をつくる」、住居特化型の「近くで働く」、産業特化型の「住むのは隣町」、企業誘致、都市特性を生かした人口誘致戦略など取り組む必要があると話があった。

次に、流動人口増加戦略、観光政策のあり方については、ブランドは理屈ではない「憧れこそがブランド」、来てくださいの街ではなく、行きたい街へ、イメージできる街か、先ずはブランド化に成功すること、ブランド化出来たら観光戦略の始まりである。参考事例として京都の観光戦略から、時間帯・季節・場所の分散化、景観政策、伝統産業・伝統文化の体験、新たな魅力の創出、MICE戦略、ユニークベニューなど説明があった。今後の観光戦略のポイントは、①インバウンド、②MICE、③オーバーツーリズムで数から質の観光へ。インバウンドは絶対取り込め、市場はまだまだ拡大し特に中国は急拡大している。生き残れる事業、勝てる事業機能は何か、常に自問自答すること。社会とどのように調和して、調和するためにどこに経営資源を投入するか、それを見極め、実践できれば必ず生き残れるとの講話があった。コロナ禍における初の試みとして、USB動画(1講座、2時間30分)による研修(聴講)は、初めての経験となり、今後の議員活動に活かして行きたい。

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