2012年3月9日（金）平成24年度一般会計補正予算（1号）提出！

長崎市は、本日9日（金）10時から開会中の定例市議会において、償還猶予で新たに発生する利子補給補助金31万2,000円を盛り込んだ平成24年度一般会計補正予算（第1号）を上程しました。2月上旬の異常低温で露地びわやイチゴが深刻な被害を受けたのを受け、長崎西彼農協の「台風13号農業経営緊急対策資金（平成18年創設）」の貸し付けを受けた農業者へ、長崎市は利子を補助しており同農協と協議を行ない、貸付金の償還を2年間猶予することを決めた。市内の露地びわの被害額は、約6億7,000万円に上がる見通しで、今後の生育次第ではさらに増える可能性がある。同資金の貸付残高は、昨年12月現在総額約3億5,000万円（167件）、今春から償還が始まる農業者も多いことから、昨日8日（木）、長崎市は市長を本部長とする「びわ等寒害対策本部」を設置しました。今後、長崎県及び農協等と連携を密にしながら、被害農業者の早期経営再建を図るため、農業者側の声を聞いて支援策を検討することになりました。