2022年3月15日(火)「合同防災訓練その2」!

前日に続き、福田小学校区コミュニティ連絡協議会自然環境・防災部会による「福田地区合同防災訓練」の概要を掲載する。この防災合同訓練は、2019年9月30日にコミュニティ協議会結成後、自然環境・防災部会において諸々の事業計画を検討する中で、福田地区内の防災意識を高めようと企画を行ってきたもの。昨年は新型コロナの影響で中止を余儀なくされ、本年もコロナは収束せず、長崎県では3月6日まで「まん延防止等重点措置」が適用されていた。このような状況の中で、感染状況は徐々に減少傾向にある、ワクチンの3回目接種も順調に進んでいる、室内ではなく野外での行事でリスク低減が図れる、基本的な感染対策を十分行うことなど、悩みながらの合同防災訓練となった。

近年、全国各地で台風や風水害等による「風水害」が多発している。県内においても忘れられない、昭和57年7月23日の長崎大水害、降り始めから翌24日までの総雨量572mmの降雨を記録、我が国観測史上最大の1時間で187mmを記録、土石流や山崩れなどが各地で多発し、国道34号の寸断等長崎県では多くの犠牲者と被害をもたらす未曾有の大災害となった。このような自然災害による被害を最小限に抑えるためには、日頃から防災・減災意識を高める必要がある。「風水害」は、気象情報で予測が可能なケースもあり、事前の備えと早めの避難行動で、自分や家族、身の回りの人の命を守れる。今回はコロナ禍の影響を受け、規模を縮小して計画していたものの、地域住民が多数参加いただいた。

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