2017年7月31日(月)3度目の優勝「磯風漕友会(相生市)」!

長崎ペーロン選手権大会は、7月29日(土)・30日(日)の両日、県内外から41チームが出場し、長崎港内で選手たちの熱き戦いが繰り広げられた。30日(最終日)は、一般対抗レースに県外2チーム(相生市・熊本県苓北町)を含む19チームが出場し、松ヶ枝国際観光埠頭前から沖合までの往復1150m(往路630m、復路520m)のコースで行われ、礒風漕友会(相生市)は5年ぶり3度目の優勝、土井首は3大会連続準優勝、都呂々若獅子会(熊本県苓北町)が3位、福田東部、琴海尾戸、三重(角)の順となった。平成29年度ペーロン功労者に小川武博氏(三和町)、高平徳幸氏(野母町)、河野純一氏(大浜町)に功労表彰が授与された。

決勝レースは、予選、敗者復活、準決勝を勝ち抜いた6チームが対戦し、最後まで激しく競り合う展開となり、折り返し地点では磯風漕友会のターンが膨らみ、折り返し後に土井首に追い抜かれたが、猛烈な追い上げで巻き返してゴールラインに滑り込んだ。決勝のタイムは、礒風漕友会(相生市)が4分49秒42、土井首4分50秒36でわずか0秒94の差で涙をのんだ。地元福田東部チームは、予選で5分を切り4分54秒45で準決勝進出、準決勝では4分56秒50で決勝レースに臨んだ。決勝は横一線のスタート、最後まで白熱したレースが展開され、福田東部は4分55秒34の0秒18差でメダルを逃がしたが、地元の期待に大きく応えてくれた。長崎港の夏を彩る「ながさきみなとまつり」も両日開催され、夜空に大輪の花火が打ち上げられた。

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