2018年10月22日(月)釛山恵美須神社秋季大祭・郷くんち!

瀬の脇親交会(飽の浦町)は、10月20日(土)16時から「釛山恵美須神社の秋季大祭」を執り行った。釛山(こがねやま)恵美須神社は、もともと恵美須町(現在の中央郵便局からNBC付近)にあったものを江戸初期に瀬の脇に移し、明治期まで浦上渕上村の氏神様として祀られてきた。この神社は、寛永10年(1633年)瀬の脇に祠を建て、享保元年(1715年)初代神官、柳木内膳が五か所商人から寄進を受けて境内を拡張し、神社として体制を整え今日まで引き継がれ、本年で385年祭となる。地元の氏神として、五穀豊穣(ほうじょう)から商売繁盛、海の守り神など先祖代々、伝統文化の歴史(精神文化)が継承されている。この長崎の貴重な伝統文化を次世代に繋いでいく必要がある。

次に、384年の伝統と歴史を誇る諏訪神社の秋の大祭「長崎くんち」は、3日間とも天候に恵まれ閉幕、朝夕の冷え込みを感じながら晩秋を迎える季節となった。庭先回りでは、イヤーッの掛け声とともに担ぎ手が、太鼓山を空高く放り投げピタッと受け止める「椛島町のコッコデショ」、根曳衆が豪快に船を引き回す「本古川町の御座船」、鮮やかな朱色の唐人船で躍動感あふれる「大黒町の唐人船」などが披露され、異国情緒あふれる音色などに市民や観光客は魅了された。「長崎くんち」が過ぎれば、若宮稲荷神社秋季大祭(竹ン芸)、矢上くんちなどが執り行われ、地元福田地区では10月25日の福田天満宮秋季大祭、11月3日の大浜稲荷神社秋季大祭など、各地域では「郷くんち」が開かれ、五穀豊穣・ふるさとの繁栄や、安全を祈願するなど奉納踊りや神事が執り行われる。

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