長崎市青少年育成連絡協議会(久米直会長)は、2月15日(土)13時よりメルカつきまち(築町)において市内の青少年育成協議会役員、地域の青少年の指導者、子ども会指導者、学校関係者ら約100名超の関係者が集い「平成25年度青少年育成協議会活動事例発表会」及び「第20回青少年育成協議会広報紙コンクール表彰式」を執り行いました。開会式では、久米会長より「子ども達のために汗を流し今後とも努力しよう。活動事例を参考に今後の活動に活かそう」、田中こども部長より「育成協活動に対する敬意、市内に55育成協があるなかで事例発表の取り組みや工夫等参考にしてほしい。広報紙における情報の共有を大切にしてほしい」との市長メッセージが代読されました。その後、広報紙コンクールの表彰があり、グランプリには女の都小学校区青少年育成協議会が受賞しました。
活動事例発表会は、日頃の活動について発表する機会を設ける事により、育成協活動の情報を共有し青少年健全育成活動の活性化を図る。広報紙コンクールは、広報活動の活性化のため、広報活動の必要性を認識するとともに編集技術の向上を目的として、それぞれ行われています。今回の活動事例発表は、茂木中学校区・福田中学校区・土井首中学校区青少年育成協議会の3団体が行ないました。福田中学校区青少年育成協議会からは、長い間役員を担当している中村勝文副会長より、福田育成協の機構図、夏祭り・福田ロードレース大会、チャレンジセミナー(イモレンジャー・軽スポーツ大会)などの活動報告、会長退任による新会長の選出、育成協役員の人員不足や資金不足に伴う夏祭りの開催危機に直面し、25年度の問題と取り組みについての報告がなされました。
会長選出については、顧問会議(自治会長及び経験者)や育成協代表者会議を積み重ね、自治会連合会とも連携をとり選出、併せて育成協と自治会連合会とのパイプ役として、単一自治会長を副会長に選出し活動を展開している。夏祭りは、主催・共催・後援の見直し、運営実行委員会の組織見直し、スポンサー企業からの寄付広告活動を廃止し賛助金・寄付で賄い、小・中学校、小・中育友会、自治会・育成協が一丸となって開催したとの報告がされました。25年度の活動を通じて感じた事は、育成協の活動の根本は子ども達の育成であること、顧問・有識者の意見やアドバイスを聞くこと、地域内での横の繋がりや各団体とのコミュニケーションは必要不可欠であると力強く発表しました。発表に至るまで、原稿作成やパワーポイント作成に携わった関係者のご協力に感謝申し上げます。