長崎市議会において、さる12月5日一般質問を行ないましたので、「備忘録」にその質疑の内容を掲載しています。高齢者ふれあいサロンは、平成22年度から高齢者が地域の身近な場所で気軽に集い、住民同士の交流や親睦・ふれあいを通して、心身の健康づくりや仲間づくり、生きがいづくり、地域づくりとなることを目指しています。現在、市内25箇所に開設しており参加者の実人員は975人、サポーターの登録者は253人となっています。企画・運営は、高齢者サロンサポーター養成講座を終了した高齢者が、今まで培ってきた経験と知識を活かしながら自主的に行い、元気な高齢者も介護予防の担い手として活躍して頂いています。
サロンは、「支える側」と「支えられる側」がそれぞれの立場で楽しみながら参加し、交流が出来る事が特徴であり、このサロンをきっかけに、地域の絆が深まり、一人暮らし高齢者の見守りや声かけなどの地域活動へも発展している。今年度6月に実施したアンケートでは、「サロンに参加することが生きがいや楽しみになっている」と回答した方が93%、「情報交換の場となっている」と回答した方が83%という結果となっており、元気に過ごして頂くための効果的な場になっている。今後も高齢者ふれあいサロンは、介護予防の重要な施策として認識しており、自治会や民生委員、老人クラブ、社会福祉協議会など地域の方々と協働し、全小学校区に1箇所以上の開設を目指して取り組んで行くとの答弁がありました。