2013年11月8日(金)「世界遺産」屋久島の現地調査(その1)!

2013.11.7 屋久島環境文化センターにて行政視察2日目の7日は、指宿港からジェットフォイルの乗船し、屋久島町のみやの屋久島環境文化村センターで「屋久島環境文化村構想」などを、その後、屋久島町役場を訪問し「世界遺産登録までの経緯」などについて調査を行いました。屋久島は、鹿児島港から宮之浦港までの距離約130㎞に位置し、面積504.86k㎡(周囲132㎞のほぼ円形の島、島面積の9割が林野面積)で、島の中央に九州最高峰である宮之浦岳をはじめとして高い山が連なり、「洋上アルプス」と呼ばれているそうです。気候は、沿岸部分の亜熱帯から山頂付近の冷温帯までの幅広い気候帯で、日本縦断の気候変化が見られ日本列島の縮図ともいわれ、人口は約13,589人(平成22年国政調査)、平成5年12月にわが国初めての「世界遺産登録地」となりました。
2013.11.8 紀元杉(樹齢約3000年)世界遺産登録の基準は、既登録の類似の世界遺産や暫定リストが提出されている地域等と比較して、評価される価値の独自性が明らかであること(唯一無二の価値を持つこと)。法的措置等により価値の保護・保全が十分担保され、地域の理解や協力が得られていることなどが挙げられます。屋久島が評価された点は、島嶼ながら標高2,000mに迫る山岳地帯から海岸線に至るきわだった標高差が存在、齢3000年にもおよぶスギを含む原生的な天然林を有する「自然景観」。北緯30度付近では、希な高山を含む島嶼生態系、暖温帯の原生的天然林が海岸から山頂部まで連続して分布している「生態系」。植物は1900種以上、動物16種、天然記念物5種が存在し、環境省・林野庁、文化庁・鹿児島県などによる各種保護制度で遺産地域の保全管理が行なわれています。
2013.11.7 屋久島環境文化村センターにて説明を受けるまた、屋久島の素晴らしい自然を未来に繋ぐために、屋久島環境文化財団を中心に屋久島環境文化村構想の取り組みが進められています。環境文化村構想は、学術的にも評価が高い自然環境と、自然を損なうことなく何千年にもわたって積み重ねられてきた自然と人の関わり(これを環境文化)を手がかりとして屋久島の自然環境の保全を図るとともに、自然と人とが共生する屋久島ならではの個性的な新しい地域づくりを実現しようとするものです。事業概要は、環境学習事業(自主事業・受入事業・人材育成など)、環境形成事業(環境保全普及啓発・山岳部利用対策・山岳部環境保全推進協力金制度への協力など)、交流推進事業(情報発信・ボランティアネットワークの形成など)、屋久島地域づくり支援事業(エコツーリズム支援事業など)、国際交流事業(外国語版ホームページの運用など)が行なわれています。
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