強い台風24号は、8日夜から9日の朝にかけて長崎県域を通過した。7日から3日間の日程で開かれている、諏訪神社(上西山町)の秋季大祭「長崎くんち」も悪天候による影響で、8日(中日)及び9日(後日)が10日に順延となり、八坂神社・公会堂前広場の各踊町の演し物や庭先回りのスケジュールが大幅に変更となった。3体のお神輿(諏訪・住吉・森崎)が安置されている大波止(お旅所)周辺の露店も一時撤去され、人通りはなく台風が通りすぎるのを待っている状態でした。(写真は8日14時頃の大波止周辺)
7日(前日)の「お下り」の後、JR長崎駅かもめ広場に船大工町「川船」の演し物を見学に行く途中、踊町の「庭先回り」に出会いましたので一部掲載しました。庭先回りは、諏訪神社など所定の場所で演し物を奉納した後、市内の事業所や官公庁、各家に敬意を表して演し物を呈上することで、福をお裾分けしお祝いするもので、踊り町は短い踊りやお囃子を玄関先や門前等で演じるものです(くんちミニ辞典より)。丁度良いタイミングで、庭先回りに出会えてシャッターを切りました。