2017年9月16日(土)「公共施設マネジメントの取り組み」は?

昨日に続き、さる9月7日に行った一般質問の概要を掲載する。「公共施設マネジメントの取り組みについて」は、取り組みを始めて7年が経過しているが、この7年間の成果を含め現在の取り組みの進捗状況は?答弁:公共施設マネジメントを進めて行く上での基本的な考え方や、方針となる各種の計画を策定してきた。職員に対しては、公共施設マネジメントの必要性の共通理解と当事者意識への転換を図り、全庁的な取り組みとするため庁内への浸透に努めている。今までのように古くなったら建て替えるのではなく、適切な改修と管理を行いながら、施設を出来るだけ長く使用し、人口減少社会の到来を見据え、初期の行政目的を達成した施設は廃止、売却等により資産の有効活用を図るなど、職員の施設管理に関する意識の変化に繋げている。

例えば、老朽化し耐震性のない公民館を近隣の廃止した施設を改修して活用する取り組みや、高島・伊王島の遊休地を売却し現在はメガソーラー施設と日帰り入浴施設が民間により整備されたように、「新たな財源確保」の取り組みも進めている。この他にも、施設の運営方針を見直し民間譲渡したものや、マネジメントの一環として個別の取り組みがあるが、実績としてはまだまだ十分ではない。今後、市民の皆様とも現状と課題を共有し担当所管といった枠を超えた中で施設の再配置を進める。そのためにも、マネジメントに取り組む目的や意義を住民の皆様に理解いただけるよう、丁寧な説明の場を設け「地区別計画」を策定し施設の再配置を進め、遊休資産は売却等も含めた民間活用を進めていくとの見解が示された。

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