さる9月7日に行った一般質問の概要を掲載する。「国道202号の整備促進並びに(仮称)福田バイパスの早期事業化について」は?答弁:国道202号の福田地区は、道路幅員が狭く、大型車両同士の離合がしにくい個所や、歩道が十分確保されていない区間が残されていることから、これまでも道路管理士である長崎県により、大浜町の大迫バス停付近や、小浦町の中浦バス停付近、フレスポ福田ウエスト前など歩道の整備等が行われている。現在、小浦舟津公園前交差点から福田郵便局前交差点間の約770mの区間において、歩道整備が進められており、この区間の平成28年度末の進捗率は約45%で、今年度は用地取得や改良工事が予定されている。
また、JR長崎本線連続立体交差事業完成後の宝町交差点付近の将来計画は、現在鉄道の下越となっている国道を、鉄道の高架化と併せ平面化する計画となっている。(仮称)福田バイパスは、事業主体である長崎県によると整備に多額の費用が必要であるとともに、バイパスの利用交通量も少ないと見込まれるなどの問題があり長期的な課題であるとの見解が示されている。長崎市としては、こうした問題を解決できるよう、地元の皆様と協力しながら検討を行うとともに、長崎市をはじめ市議会や交通関係者、地元関係者で構成する「一般国道202号(福田バイパス)道路整備促進協議会」を中心に、引き続き県や国などの関係機関に対し、整備促進の働きかけを行うとの答弁があった。