暴力追放「いのちを守る」長崎市民会議(鈴木史朗会長)は、6月3日長崎市民会館文化ホールにおいて地域・防犯団体や関係団体のメンバーら約700人が集い、暴力追放「いのちを守る」長崎市民集会を開催した。この市民集会は、平成19年4月に起きた伊藤一長・長崎市長射殺事件を受け、長崎市、市民、事業者、関係機関・団体などが一体となって暴力追放に取り組むことにより、市民が安全で安心して暮らすことが出来る地域社会の実現を図るため、平成20年4月に発足し今回15回目の集会となった。県警のミニ講話ではニセ電話詐欺など警戒を呼びかけ、暴力追放「いのちを守る」宣言では「市民の生活に不安や脅威を与える全ての暴力や差別は許さない。国際平和文化都市である長崎からあらゆる暴力を排除し、暴力追放の輪を広げよう」などの宣言が行われた。