きょうの天気予報は、上空に強い寒気が流れ込み、日本海側の広い範囲で雪が降っている。その影響か、長崎市内においても朝から雪がちらついている。例年であれば、新地中華街、中央公園、唐人屋敷、興福寺、鍛冶市、浜町、孔子廟など、長崎のまちなかでは「ランタンの灯り」の時期であるが、新型コロナの影響で昨年に続き中止となった。このイベントは、長崎新地中華街の人たちが、中国の旧正月（春節）を祝う行事として始められたもの。平成6年から「長崎ランタンフェスティバル」として開催され、長崎の冬を彩る風物詩となっているが、安全・健康面からの配慮で中止となり残念である。中国の旧正月「春節」は、2月1日（旧暦1月1日）から15日まで、今回はコロナ収束と市民の皆様を応援する「希望の灯り」として提灯装飾を行うとともに、翌年に向けたオンライン等を活用してPRを実施している。コロナ禍の中、気分的に寂しく、暗い雰囲気になりがちであるが、ランタンの灯りで元気になりたいもの。
