2020年6月18日(木)「一般質問コロナ対策について」!

令和2年第3回長崎市議会定例会は、6月5日から6月17日までの日程で開催し、昨日(17日)の一般質問を終え、一般会計補正予算案のひとり親世帯臨時特別給付金給付事業費約6億円など、追加議案を原案通リ可決し閉会した。一般質問は新型コロナウイルス感染症対策の質疑が多く、その概要を一部掲載する。質問:新型コロナ影響による学校再開後の教育活動、教育課程の遅延状況は?回答:3月4日から3月24日まで実質12日間、4月22日から5月10日までの9日間、合わせて21日間の休校となった。学校行事の運動会・中総体の延期等で、教育時間の遅れは▲5日分から▲6日分となることから、夏休み期間中の午前中の7日間、学校での授業を行うこととしており、学習の遅れは取り戻せると考えている。

次に、質問:3蜜(密集、密閉、密接)を避けた避難所運営については?回答:市内全域に災害が及ぶような震災など大規模災害が発生した場合、市は最大避難者数を5万4千人と想定し、4月1日現在で市内には指定避難所が265箇所あり、全収容人員数は最大想定避難者数とほぼ同数となる。今後は、新型コロナウイルス感染防止で3蜜を防ぐ必要があることから、指定避難所の収容人員は半数の見込みとなる。そこで、全指定避難所のうち3割を占める全市立学校施設で、避難スペースでなかった教室を活用することで、収容人員増につなげるとの考えを示した。このほか、市旅館ホテル連合会と2015年に締結した協定に基づき、市内宿泊施設を避難所として活用することなどについても調整するとの見解を示した。

タイトルとURLをコピーしました