新型コロナの影響で「長崎ランタンフェスティバル」は中止となったが、今年度で長崎市役所を退職する職員有志44人から早期収束などを願って、三国志の英雄「関帝聖君(かんていせいくん)」をモチーフとしたランタンのオブジェを寄贈した。長崎の街をランタンやオブジェが彩る冬の風物詩、「長崎ランタンフェスティバル」は、毎年、中国の旧正月「春節」に合わせて行われているが、ことしは2月12日(旧暦1月1日)からの開催が中止となった。「関帝聖君」のオブジェは、幅2.5m、高さ2.7mのマスクをした三国志の英雄、商売繁盛の神として知られ、新型コロナウイルスの早期収束や落ち込んだ経済の回復への願いが込められている。寄贈されたオブジェは、今月26日まで長崎市役所本館の正面玄関前に設置され、毎日午後6時から午後10時まで点灯される。