2012年6月16日(土)6月市議会常任委員会審査始まる!

長崎市役所本庁長崎市議会は、昨日15日(金)から私の所属する総務委員会の審査も始まりましたので主な内容について報告します。相次ぐ職員の不祥事の再発防止を趣旨とした、職員の服務の宣誓に係る宣誓文を改定する請願を2月議会で採択し、昨日の総務委員会において「職員の服務に宣誓に関する条例の一部改正」を審議しました。委員会では、請願提出者の想い、議会採択の重み、文案作成の経緯・論点などについて質疑を交わし、「宣誓文の改定は抑止効果があり大事であるが懲戒処分の指針策定を始めてから1年半もたって方向性が示されていないところが問題」などと指摘し、市長か副市長の出席を求めました。古賀副市長より「公務員として自覚を欠いた行為が重なったことに対してのお詫びと市民の信頼回復にしっかりと対応して行く決意」が示され、条例改正案を全会一致で可決しました。

大浦天主堂また、「長崎の教会群とキリスト教関連遺産」の世界遺産登録について、6月8日(金)第5回県世界遺産登録推進会議(首長会議)が開かれ、県内12の構成資産に天草市の「天草の崎津集落」を加えた計13件とする推薦書原案を決定し国に提出したとの説明がありました。推薦書原案は、「長崎の教会群とキリスト教関連遺産」は、長崎地方にもたらされた16世紀及び19世紀の西洋文化との出会いのなかで生じた、日本におけるキリスト教の伝播と浸透のプロセスを示す代表的事例である・・・(原案より抜粋)。長崎市の構成資産は、大浦天主堂・出津教会堂(旧出津救助院含む)・大野教会堂となっており、今年夏に開かれる国の文化審議会で審議され、その結果を基に、文化庁が国連教育科学文化機関〈ユネスコ〉に推薦する遺産が決定される事になっています。

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