瀬の脇親交会(飽の浦町)は、1月20日(水)16時から釛山(こがねやま)恵美須神社において「初えびす祭」を執り行った。この神社は、寛永10年(1633年)瀬の脇に祠を建て、享保元年(1715年)初代神官、柳木内膳が五か所商人から寄進を受けて境内を拡張し、神社として体制を整え今日まで引き継がれている。一般的にえびす神は、「恵比須・恵美須・戎等」があり、漁師や農家あるいは商家などで生業を守護し、福徳をもたらす福神として祀られている。神社創建から383年を迎え、地元の氏神として五穀豊穣(ほうじょう)から商売繁盛、海の守り神など先祖代々、伝統文化の歴史(精神文化)が継承されている。昨今は、少子高齢化・自治会会員の減少等により神社存続も危惧されているが、地域・地元企業等のご支援・ご協力で伝統行事が守られている。