2016長崎ランタンフェスティバルは、2月8日(月)から2月22日(月)の15日間、新地中華街、中央公園、唐人屋敷、興福寺、鍛冶市、浜んまち、孔子廟の長崎市内中心部の会場で行われる。このイベントは、長崎新地中華街の人たちが、中国の旧正月(春節)を祝う行事として始めたもので、平成6年から「長崎ランタンフェスティバル」として規模を拡大し、今年で23回目の長崎の冬を彩る風物詩となっている。メイン会場の湊公園では、17時30分から春節礼祭・点灯式が行われ、18時に市中心部に飾られた約1万5千個のランタン〈中国提灯〉やオブジェに、一斉に明りが灯った。
湊公園には、今年の干支「申(さる)」西遊記をモチーフにした高さ10mの大型ドブジェが飾られ、他に航海の守護神「媽祖」に仕える「順風耳」「千里眼」など市内7会場で展示されている。新地中華街会場の銅座川一帯には、桃色のランタンが幻想的な雰囲気を創りだし、中島川公園会場(眼鏡橋付近)では黄色いランタンが川面に映り、市内中心部では赤色のランタンの灯りが楽しめる。各会場周辺では「赤・桃・黄色のランタン」及び中国の神様や12支などをテーマにしたオブジェも鑑賞できる。各会場等では、龍踊り・中国雑技、中国獅子舞・二胡演奏等が披露され、13日・20日14時からは皇帝パレード、14日・21日14時から「媽祖行列(まそぎょうれつ)」が再現される。お出かけの際は、是非立ち寄ってご覧下さい。