総務員会に付託された一般会計補正予算では、国の助成制度を活用した過疎集落等の維持活性化を図るため、過疎地域等自立活性化推進事業費補助金(1,450万円)で、伊王島加工組合(550万円)及び高島振興協同組合(900万円)へ助成することによって干物・ヒラメせんべいなど特産品等を開発して商品化を目指す。また、国の緊急経済対策に伴う地域の元気臨時基金を活用し、老朽化の進んでいる式見合同庁舎の機能の保全と、利用者の安全確保の更新を行う庁舎等施設整備事業費(1,700万円)、国の経済対策に伴うがんばる地域交付金を活用し老朽した消防ポンプ自動車、小型動力ポンプ積載車及び小型動力ポンプの代替更新を行う消防車両等整備事業費(3,800万円)、防災拠点としての機能の維持を図るため老朽化している南消防署庁舎の改修を行う消防施設整備事業費(1,900万円)等を審査し原案通り可決しました。
次に、長崎がんばらんば国体(第69回国民体育大会)は、今年10月12日(日)から22日(水)の13日間、長崎県内各会場で広く国民の間にスポーツを普及し、国民の健康増進と体力向上などに寄与する目的で開催される国内最大のスポーツの祭典です。長崎市内においては、10月から11月(第14回全国障害者スポーツ大会)にかけて競技が実施され、選手や大会関係者、競技の見学・応援に市内外から約20万人の来場が見込まれます。競技会の運営は、市(実行委員会)及び関係競技団体により行われますが、間接業務については行政側(長崎市職員、延べ従事者数4,311人)及び市が担う業務のサポートとして市民ボランティア(2,100人)の方々で大会運営が行われます。また、円滑な競技運営、交通混雑による市民生活への影響を最小限に抑制するため、①効率的な計画運送の実施、②駐車場の適正利用、③交通渋滞対策を重点項目として交通総量抑制に取り組む。具体的には、団体競技は計画バス(1日最大90台)、個人競技は計画タクシー(1日最大2,300台)、一般観覧は徒歩または公共交通機関、長崎駅周辺から一部会場にシャトルバスの運行、旧魚市跡地に臨時駐車場を開設するとの説明がありました。