長崎市青少年育成連絡協議会(久米直会長)は、2月6日(土)13時よりメルカつきまち(築町)において市内の青少年育成協議会役員、地域の青少年の指導者、子ども会指導者、学校関係者ら約200名が集い「第22回青少年育成協議会広報紙コンクール表彰式」及び「平成27年度青少年育成協議会活動事例発表会」を執り行った。開会式では、高橋こども部長より「育成協活動に対する敬意、育成協活動の事例発表会や広報紙発行などを通じて情報を共有してほしい」との市長メッセージが代読され、久米会長より「青少年の健全育成を通じて、子ども達の思い出づくり・ふるさとを思う心を育てよう。子ども達に何ができるのかともに考えていこう」との挨拶があった。
広報紙コンクール表彰式は、広報活動の必要性を認識するとともに編集技術の向上を目的として行われ、22団体から応募があった広報紙が審査され、グランプリには小ヶ倉中学校区青少年育成協議会、準グランプリに大浦中学校区・片渕中学校区がそれぞれ受賞した。活動事例発表会は、日頃の活動について発表する機会を設ける事により、育成協活動の情報を共有し青少年健全育成活動の活性化を図ることを目的に、今回は小江原中学校区育成協・北陽小学校区育成協・矢上地区育成協の3団体が、キャンプや餅つき大会、スポーツ大会、地区懇談会などの事例発表を行った。その後、アメリカ・カナダを訪問した中学生より、長崎子どもゆめ体験活動報告があった。
併せて、広報紙コンクールの講評や広報紙づくりのポイントについて、「広報ながさき」を担当している広報広聴課の職員より「広報紙は“見た目”が命」、新聞や雑誌、チラシなどほとんどの人が見出しや写真だけを見て、内容まで読むかどうかを判断する。広報紙の場合も、関心を引くような写真の配置、レイアウト・タイトル、記事のメリハリなど興味を持ってもらうことが大切であるとのコメントがあった。今後とも、青少年の健やかな成長は、大人の切なる願いであり「地域の子どもは地域で育てる」を合言葉に、地域活動の活性化に努めるとともに、各育成協議会の益々のご活躍を期待する。