9月23日開業した西九州新幹線(武雄温泉―長崎)「かもめ」は、白と赤のツートンカラーンで、日本最西端の高速鉄道が未来に向かってスタートを切った。長崎駅周辺では、長崎新駅舎の完成や出島メッセ・ヒルトンホテルが営業するなか、西九州新幹線の開業、JR九州の「新長崎駅ビル」の整備などが行われ、100年に一度といわれるまちづくりの転換期を迎えている。JR九州は、駅周辺の拠点となる「新長崎駅ビル」の建設工事が進み、商業、ホテル、オフィス、駐車場などの複合ビル(高さ約60㍍)の形が見えてきており、全面開業を2023年秋(令和5年)に予定している。東口駅前交流広場・多目的広場の整備は、2025年(令和7年)完成が予定されている。これを機に、交流人口の拡大や地域経済の活性化に繋げる必要がある。