長崎市議会は6月10日(金)開会、6月15日から17日、20日の4日間で6会派から16人が登壇し、市長の政治姿勢、熊本地震を受けた防災対策、雇用対策、交通対策などについて質疑が行われた。一般質問の特徴は、さる4月14日の夜以降、震度7や6強を観測する地震が相次いだ熊本地震による、避難場所の対応や福祉避難所のあり方、市庁舎機能の維持、被災地への支援、防災マップづくり、住宅耐震化など多岐にわたっていた。平成23年3月11日に発生した、東日本大震災から5年経過するなかでの熊本地震、大震災の教訓を踏まえての長崎市地域防災計画が見直されたが、「災害は忘れたころにやってくる」。自然災害に備え、普段からの自宅周辺の危険個所の確認や避難ルート、避難時の備えをチェックしておきたい。
次に、県内は20日夜、九州に停滞する梅雨前線などの影響で広い範囲で大雨に見舞われ、雲仙岳では1時間に124.5ミリの猛烈な雨を観測。長崎気象台は、数年に1度程度しか発生しないとされる大雨として「記録的短時間大雨情報」が発表された。島原市では観測史上最大の97ミリ、長崎市野母崎で66.5ミリを観測し、ともに6月の観測史上最大となったと報道されている。土砂災害、低地の浸水など十分な注意が必要である。写真は、6月19日(日)開催された小江町自治会足洗いペーロン大会「子ども体験ペーロン」を掲載、福田地区各自治会の足洗いペーロン・川祭りも全て無事終了した。来る、6月26日(日)は、「熊本地震復興支援」福田地区ペーロン大会が、福田本町海岸において柿泊・本町・小浦・大浜チームが参加して行われる。