式見地区連合自治会・式見地区ペーロン協会(浅川長会長)は、6月19日(日)9時から式見港において地域住民・来賓らが参加して「第32回式見地区ペーロン大会」を開催した。開会式では、浅川会長より「子ども達の参加、スタッフのお力添えでペーロン大会を開催できた。少子高齢化のなかで人口も減少しているが、少数精鋭で力を合わせて頑張って行きたい」、田上市長より「ペーロン大会を通じてコミュニケーションをつくろう」とそれぞれ挨拶があった。
会場には、来賓として国会議員・県会議員・市議会議員及び行政関係者らも出席、報道各社の取材陣も駆け付け、来る参院選に立候補予定の両候補者の行動を撮影していた。最近はどの地区においても、櫂(かい)の漕ぎ手が不足し、地区外からの加勢や各自治会合同でのペーロン大会が継続されている。式見地区ペーロン大会では、初節句の子どもをペーロン船に乗せて全員で祝い、小さい櫂(かい)を製作し、誕生日や名前を記載し贈呈されていた。両親や本人にとっては、生涯にわたっての記念品となるものである。