2014年4月28日(月)「孫文・梅屋ミュージアム」レセプション!

2014.4.26 開館記念レセプション長崎県・長崎市は、4月26日(土)11時から長崎市旧香港上海銀行長崎支店記念館(松ヶ枝町)において「長崎市旧香港上海銀行長崎支店記念館及び長崎近代交流史と孫文・梅屋庄吉ミュージアムの開館式」を行い、その後、ANAクラウンプラザホテルにおいて13時からレセプションを、14時45分から開館記念講演を執り行いました。レセプションでは、中村知事より「国と国の関係は難しい状況にあるが、地方レベルでは相互扶助の精神で青少年の交流拡大・国際人材の育成を図りたい」、梅屋庄吉氏の曾孫にあたる小坂文乃女史より「歴史を伝えるミュージアムが誕生し建物も歴史を伝えている。次の世代へここから平和を引き継ぎ・発信することを願う」とのお祝いの言葉が述べられ、渡辺県議会議長の乾杯の音頭で、日中友好の交流を深めあいました。

2014.4.26 開館記念講演会記念講演では、長崎近代交流史と孫文・梅屋庄吉ミュージアムの展示検討委員会委員に就任されていた、川島真氏(東京大学大学院総合文化研究科国際社会科学専攻・准教授)より「長崎の近代と日中交流史~孫文・梅屋庄吉を育んだ背景~」のテーマのもと、上海などの中国沿岸部や朝鮮などへの窓口として日本の西端に位置した開港場としての長崎の特徴、東シナ海のネットワークのハブとしての長崎、長崎の近代をいかに見るか、そこでの日中交流はどのようなものか、孫文と梅屋はどのような背景の下で生まれたのか等を聴講し、孫文・梅屋庄吉について理解を深めました。記念講演終了後は、東山手・南山手エリアから館内・新地エリア、浜町・銅座エリアを通って中島川・寺町エリアを、約1時間かけて長崎市が事業を進めている「まちぶらプロジェクト」の地域を散策しました。

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