2014年4月27日(日)「孫文・梅屋ミュージアム」オープン!

2014.4.26 旧香港上海銀行長崎支店記念館長崎県・長崎市は、4月26日(土)11時から長崎市旧香港上海銀行長崎支店記念館(松ヶ枝町)において「長崎市旧香港上海銀行長崎支店記念館及び長崎近代交流史と孫文・梅屋庄吉ミュージアムの開館式」を執り行いました。開館式では、中村知事より「日中友好の交流の拠点としてミュージアムを設置した。長崎の近代史の意義・役割を知ってもらいたい」、岡田副市長より「歴史ある建物に最新の機器を導入し分かりやすくした。長崎の良さを知ってもらい交流を深めて行きたい」との挨拶が述べられました。実業家の梅屋庄吉は、明治・大正期に活躍し、中国の革命の父孫文とその革命を物心両面から支援して来ました。長崎県は、平成22年度から梅屋と孫文に関する事業を進め、同ミュージアムは総事業費1億5,300万円で、県・市が共同で整備したものです。

2014.4.26 孫文・梅屋庄吉ミュージアム開館式1階ホールはイベントやコンサートに使用できる貸しホールや外国人居留地に作られた香港上海銀行長崎支店の歴史の紹介、2階ホールは孫文・梅屋庄吉と長崎、長崎の華僑、香港上海銀行長崎支店の応接室兼会議室、3階ホールは上海航路と国際通信、貿易港長崎の歴史、東山手・南山手の暮らし、香港上海銀行長崎支店の建築家下田菊太郎の業績と保存修復工事の過程など展示・紹介されています。この施設は、長崎が日本の近代化に果たした役割や孫文や梅屋庄吉との間に生まれた国境を越えての友情とその功績を紹介し、中国や東アジアとの交流拠点として期待される。旧香港上海銀行長崎支店は、イギリスの銀行として1892年に開設、1904年に竣工し、長崎市内の石造り洋館として最大規模を誇り、1989年に国の重要文化財に指定されている。是非、皆様も一度足を運んでご覧下さい。

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