2020年9月24日(木)「九州新幹線西九州ルート建設の講演会」!

長崎新幹線建設推進実行委員会(八江利春会長)は、9月23日11時から長崎県庁行政棟1階大会議室において、九州旅客鉄道㈱取締役専務執行役員「古宮洋二氏」を招いて、九州新幹線西九州ルート建設に関する講演会「新幹線が“九州”を変える」を開催、県議・市議・首長、経済団体関係者ら約140人が聴講した。講演では、地域を元気にする長崎地区の取り組み紹介、新幹線が熊本・鹿児島を変えた、西九州ルート開業が長崎にもたらす効果について(時間短縮、通勤・通学エリアの拡大、災害に強い新幹線)、暫定開業の効果最大化(あるもの活かし、広域圏での連携した取り組み、二次交通の充実)に向けて、真の整備効果は全線開業してこそなど説明があった。

九州新幹線西九州ルートの未着工区間(新鳥栖~武雄温泉)の整備方式は、国土交通省と佐賀県がフル規格など5つの選択肢で協議中。整備に先立つ環境影響評価(アセスメント)に今秋から着手できなければ、2023年度着工に間に合わないという。着工が遅れれば武雄温泉駅での新幹線と在来線の対面乗り換え方式が2022年度の暫定開業以降、長期固定化する恐れがある。古宮氏は進行中の同省と佐賀県の協議が前提とし、「対面乗り換え方式はお客さまに不便をかけるので長期化は良くない。国と連携しながら、可能な限り早く解決に向けて何かやって行きたい」と述べた。

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