2012年2月20日(月)長崎かんぼこ王国シンポジュウム!

かんぼこ王国シンポジュウム1長崎かんぼこ王国推進委員会は、2月18日(土)13時から長崎商工会館2階ホールにおいて市民100人(予約応募、入場無料)を対象に「長崎かんぼこ王国建国1周年記念シンポジュウム~長崎の「かんぼこ」がつなぐ絆~」を開催しました。私も、参加申し込みを行ない、長崎練りもん再構築「かんぼ講演」、長崎のかんぼこば語ろう!「かんぼ公開討論」を聴講致しました。かんぼこ王国は、長崎の水産練り製品の消費拡大を目指し昨年2月に設立、日本一の蒲鉾消費量を誇る水産県長崎の地域活性化の新ブランドとして、県内外のイベントなどで「長崎おでん」の製品をPRしています。

かんぼこ王国シンポジュウム2開会冒頭、長崎かんぼこ王国田上国王より、王国設立から1周年、若い人が中心となり順調に活動を進めてきた。長崎でのかんぼこ消費量は多いが県外での消費量は少なく、長崎の宝物「かんぼこ」をもっと売り込まなければならない。そして、これらの活動が他の分野にも繋げる事が出来ないのかヒントをつかんでほしいとの挨拶がありました。講演会では、上田勝彦氏(水産庁増殖推進部研究指導課情報技術企画官)より、魚離れから30年、魚食の年齢層も高齢者が多く、食卓のおかずから嗜好品となり若年層の消費量は減少している。最近のかんぼこについて「ファーストフード化し、味も昔に比べて変化している」との指摘があり、かんぼこを売り出すには「本当のかんぼこが食べたい」と声を揚げる必要がある。また、魚の見分けができない人が増えているのではないか?人と魚の距離が離れているのではないか?懸念しているとの話がありました。

公開討論では、一言で長崎のかんぼこは?「海に囲まれ魚種が多く以西底曳漁業の関係であじ・いわし等の練り製品から食卓文化として発展して来た」、「新鮮な素材で種類も多く、練り製品は何の料理にも利用できる」など、かんぼこのこれからは?「外に売るためには外からの意見も聞くことが必要であり異業種の人とあってアピールしてほしい」、「練り製品を普及するためには食べてもらわなければならない、そのためには伝道師的人が必要である」など、かんぼこの普及は?行政だけでなく長崎市全体で盛り上げて行かなければならないテーマ」として、市民の積極的な参加を呼びかけられました。

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