2017年4月27日(木)総務委員会「盛岡市役所行政視察」!

長崎市議会総務委員会(副委員長班)は、4月26日(水)盛岡市を訪問し、「第2次盛岡ブランド推進計画」、「盛岡市の公共施設アセットマネジメント」について行政視察を行った。盛岡市は、平成18年に盛岡ブランド推進計画を策定し、暮らしの中から生まれた盛岡の価値や魅力を「盛岡ブランド」として内外へ発信して来た。平成27年に第二次盛岡ブランド推進計画(平成27年度から31年度)を策定し、市民・事業者の意識共有、情報発信の強化に努め、さらなる魅力の発信に努めている。目指す成果は、「地域ブランド調査」の「魅力度」における盛岡市の順位は58位/1000自治体(26年度)から50位(31年度)に、年間観光客受入込数約471万人(25年度)から500万人(31年度)を目標として、「訪れてみたい」「暮らしてみたい」「住み続けたい」など、市内外の人々から「選ばれるまち」になるための取り組みが行われていた。

「公共施設アセットマネジメント」に係る取り組みの背景は、公共施設の現状は築30年を超える施設が全体の約4割を占め、向こう40年間で約4345億円、年平均100億円を超えこれまでの費用(年平均約49億円)の2倍以上必要になり、少子高齢化・人口減少の到来で厳しい財政の硬直化が進んでいる。このようなことから、平成25年度に公共施設保有の最適化と長寿命化のための基本方針を策定し、市民フォーラムの開催、市民意見交換会の実施などを行い、建築物系施設について向こう20年間の具体的な取り組みの方向性を定める基本計画を策定している。計画期間(平成28年度から37年度)に、施設保有の最適化を行う34施設を複合化15施設、譲渡・解体16施設など分類、長寿命化工事等を行う83施設を修繕11施設、大規模改修55施設など分類し、3年ピッチで具体的取り組みが進められている。

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