長崎市が野母崎地区に整備を進めている、恐竜博物館を中心とした「長崎のもざき恐竜パーク(恐竜博物館、恐竜広場、軍艦島資料館、野母崎文化センター)」は、10月29日のオープンに向け、施設等の整備を進めているので、その進捗概要について掲載する。恐竜博物館は総事業費約21億円、鉄筋コンクリート造(一部2階建),延床面積1階2,401㎡・2階193㎡(計2,594㎡)、場所は野母崎田の子地区、入館者数は年間約12万人を見込み、約135台を収容する駐車場や大型バス駐車場5台、多目的広場約90台の整備が完了宇している。本体・電気・管工事は既に完了、4月から恐竜展示や恐竜オブジェ(博物館前)など9月15日を目途に展示施工業務が行われている。オープンに先駆けて、子ども広場とインフォメーションセンターを9月5日にオープンする予定であったが、新型コロナウイルス感染症の状況を鑑みて延期されている。
現在、野母崎文化センター内部改修工事、公園施設整備等工事、公衆トイレ設置工事等の整備が進められている。恐竜博物館、軍艦島資料館、野母崎文化センター、インフォメーションの開館時間は、午前9時から午後5時まで。恐竜博物館は毎週月曜日が休館(12月31日から1月1日)、館内が密にならないよう予約制を導入、観覧料は常設展示一般個人500円、小学校の児童、中学校の生徒又は幼児は200円、恐竜博物館の年間パスポート前売り券は、通常価格1,250円を前売り価格1,000円で(限定1,000枚、お問い合わせ:長崎恐竜博物館事務所TEL095-898-8000)、10月28日まで期間限定で販売される。オランダのナチュラリス生物多様性センターからやってきた6,700万年前のティラノサウルス(全長約13m)の全身骨格レプリカが、世界で初めて長崎で展示される。指定管理者は「大成NOMONグループ」、指定期間は令和3年7月1日から令和9年3月31日まで(5年9か月間)となっている。