2025年3月6日(木)「下水道管破損対応」!

前日に続き、さる2月25日の会派代表質問の概要を掲載する。質問:埼玉県八潮市も下水道管破損に伴う道路陥没事故を受けての長崎市の対応は?回答:長崎市には、幹線道路に埋設している内径800㎜以上の主要な幹線管路が約57㎞ある。材質は八潮市と同じコンクリート製のものが多く、耐用年数の50年を経過しているものが約5㎞存在する。このうち最大なものは、下水処理場の直近にある内径1800㎜のもので、八潮市の内径4750㎜とは規模が違うため、仮に破損した場合でも八潮市と同規模の道路陥没が起きることは考えにくいが、破損に伴う道路陥没を引き起こす危険性が全くないとは言えない。道路陥没事故を受け、主要な幹線管路について、マンホール内部の目視調査および道路の路面点検などの緊急点検を本年1月30日より実施し、2月13日に全57㎞の調査が完了したが、特に異常は見つからなかった。

再質問:下水道管以外にも道路の中には、都市下水路の暗渠化された道路として利用されているものもあるが管理は?回答:都市下水路とは、市街地における下水や雨水を排除して、浸水を防ぐために整備したもので、現在、長崎市内には延長で約27㎞の都市下水路がある。そのうち、周辺地区の生活環境を改善する目的などから、約5㎞が暗渠化され市道等に利用されている。この暗渠部が陥没すると大きな被害が発生する危険性があり、定期的に点検調査を行いながら、必要に応じて劣化損傷部の補修等を行うなど、適正な維持管理に努めている。しかしながら、暗渠部の延長も長く、調査に要する費用も多くかかることから、暗渠内をドローンで撮影して調査する方法など、近年の技術を活用して調査費のコスト縮減を図る検討も進めているとの回答があった。

タイトルとURLをコピーしました