長崎地区の労働4団体(連合長崎地協・長崎地区労・同盟友愛連絡会・長崎県中連懇話会)などでつくる第90回長崎地区メーデー実行委員会(酒井隆実行委員長)は、4月27日(土)10時30分より出島ワーフ横三角広場において約3,000人が参加するなか「第90回長崎地区メーデー」を開催した。主催者挨拶では、酒井連合長崎地協議長より「統一地方選挙は長崎・西彼地域の推薦候補者が完全勝利し、政策制度の実現に向け連携を図る。春季生活闘争は賃金・労働条件の底上げで、働く者の生活向上を図ろう。東日本大震災・熊本地震の被災地の復興・創生に向け取り組みを継続しよう。政治活動については働く者を軸とする政策制度の充実のため参議院選挙に必勝を期そう」、宮崎連合長崎会長より「長崎県は長時間労働が最長レベルと問題視、あらゆるハラスメントをなくし、時間を大切にしていこう」との挨拶があった。
来賓祝辞では、西岡衆議員より「統一地方選挙で結果を出した、議席の積み重ねで国政を変える必要がある。そのためにも参議院選挙で白川あゆみさんを国政におくってほしい」、中村知事より「人口減少に歯止めがかからず、若者の県内定着・職場環境の改善に努めたい」、田上市長より「人口減少、まちづくり、暮らしなど次世代の基盤をつくりに努める。被爆地長崎から核廃絶と恒久平和を世界に発信する」と、それぞれお祝いと連帯の挨拶があった。メーデーでは、「すべての働く者の連帯で、自由で平和な世界と希望のもてる安心で豊かな社会をつくろう!」のスローガンを採択、「地場・中小組合2019春季生活闘争を支援する特別決議」、「核兵器廃絶と恒久平和をめざす特別決議」、「第25回参議院議員選挙必勝決議」「メーデー宣言」を採択し、ガンバロー三唱で働く者の意思結集を図った。