2025年12月5日(金)「防災訓練の現状と課題」!

前日に引き続き、一般質問の概要を掲載する。質 問:地域の団体と連携した防災訓練の現状と課題は?回 答:長崎市では、令和2年度の新型コロナ以降、総合防災訓練の実施を見合わせていますが、その一方で、地域防災力の向上を図るため、単位自治会や連合会、地域コミュニティ連絡協議会などが実施する地域主体の防災訓練、防災講話、地域のお祭りなどにおける支援や啓発に重点を置いて取り組んでおり、コロナ禍の令和2年度は支援の回数が年間47回まで落ち込み、昨年度は合計121回まで回数を増やしている。防災訓練は、大きく机上訓練と実働訓練の二つの携帯がある。机上訓練の一例として、避難所の運営を実際に自分たちで行う必要が生じた際、非難された方の受付方法、避難所のレイアウト検討、避難視察の安全の確保など、知識や手順を確認していただくものがある。

次に、実動訓練では、実際に体を動かして体験していただくもので、訓練内容は身近にあるもので作る応急担架の作成、負傷者への応急手当の実施要領、避難所で使用する簡易ベッドや簡易トイレの設置要領の取得、炊き出し訓練、過去に発生した地震の揺れを体験できる車両を使った地震対応訓練など、より実践的な内容となっている。これらの取組みは、地域の実情やご要望に応じて柔軟に対応できるものであることから、今後も様々な訓練を通じて住民の防災意識の醸成を図り、地域防災力の向上に努めて行きたいとの回答があった。まさに、さる11月16日に福田中学校が取組んだ「福田中学校防災デー」における、生徒たちと地域が連携した避難所開設運営など、実践活動を拝見し今回の一般質問となった。

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