さる11月5日全国市議会議長会「第221回理事会」において承認された、「九州における高速交通網等の整備促進について」の議案(要望)の概要を掲載する。九州地域全体の産業・経済の発展と生活文化の向上を図り、多極分散型の国土形成を促進するためには、高速交通網の整備充実が不可欠である。九州高速網の早期完成は、本州との産業、経済の交流が促進され、地域の医療、防災等の住民生活の安定が図られるなど、多大な波及効果をもたらし、九州地域の一体的発展に貢献するものと期待される。従って、九州新幹線西九州ルートの着実な整備及びJR在来線の輸送改善を行うとともに、東九州新幹線の整備計画路線への格上げを行い、所要の整備財源を確保すること。高規格幹線道路(東・西九州自動車道、九州横断自動車道長崎大分線など)、地域高規格道路及び主要国道の整備促進、早期全線供用をはかることなど。