長崎県後期高齢者医療広域連合(田上富久連合長)は、さる2月12日13時から長崎県市町村会館において県内各地の市町議会選出議員らが出席し「令和3年第1回(2月)長崎県後期高齢者医療広域連合議会定例会」を開催した。開会冒頭、田上連合長から「新型コロナ感染症対策について、安心して必要な医療の提供が受けられるよう医療体制の整備や人材の確保について対策を講じる。窓口負担の在り方について、今後の高齢者の生活実態や新型コロナの感染拡大など様々な環境を踏まえ十分な議論を重ねる。高齢者の保健事業と介護予防の一体的実施についてなど」国に要望書を提出したとの挨拶があった。令和3年度一般会計の歳入歳出の予算は2億2,897万3千円、特別会計の歳入歳出予算は2,265億163万円となっている。高齢者医療の課題は、団塊世代が後期高齢者になる2025年に、医療や介護は労働者も財源も不足すると予想される。今後、手厚い介護は難しくなるかもしれないが、お互い知恵を出し合い高齢化社会を乗りきって行きたい。