2019年9月25日(水)「長崎新聞政経懇話会9月例会」!

長崎新聞政経懇話会は、9月24日(火)12時から長崎新聞文化ホール・アストピア(茂里町))において政治ジャーナリスト細川隆三氏を招き、「内閣改造後の安倍政権の行方」の演題で、長崎新聞政経懇話会9月例会を開催した。細川隆三氏のプロフィールは、細川家37代目(肥後・熊本藩)父は政治評論家・細川隆一郎、細川護熙元総理大臣は遠縁にあたる。1991年3月慶應義塾大法学部政治学科卒業、同年4月テレビ朝日入社し、海部総理以降、歴代16人の総理大臣を取材、官邸キャップを経て2019年3月テレビ朝日を退職、同年4月より政治ジャーナリストとして活動を開始している。長崎市での講演は初めてであるが、西岡武夫元参院議長には若いころお世話になった。西岡秀子衆議員は、野党共同候補としてのモデルになるだろう。北村地方創生大臣は、地方自治を良く知る人で期待する。

参議院選挙以降、自民党は改選議席の過半数を確保したが、投票率50%を切ったことは問題で野党、マスコミなどにもその責任はある。安倍内閣改造は、「安定と挑戦」を掲げ、安定した政治基盤で憲法改正に挑戦する人事であり、小泉環境大臣の抜擢は深く大きな意味がある。石破総裁候補を2度も応援した小泉環境大臣、国政選挙で自民党の勝利に貢献できる小泉氏、選挙目当てか?憲法改正への取り込みか?総裁の任期はあと2年、任期内に憲法改正の国民投票までするならば、タイトな日程となりハードルは高い。安倍総理の想いは、憲法に自衛隊を明記することであり、憲法改正を諦めるなら3選まで、やる気があれば4選もあり得る。衆院解散は年末解散が50%、東京オリンピック後の解散が50%と予測している。安倍総理は、退任後の影響力を考えながら判断するとの見方を示した。

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