長崎市議会は、11月19日(月)「議会運営委員会」を開催、定例会の会期・付議事件等及び運営などについて協議を行った。12月議会では、平成30年度一般会計補正90億6,657万7千円の予算案や条例改正20件、人事1件、予算8件、報告3件、その他3件が上程されることになった。主な補正予算は、来年土中に全市立小中学校に設置予定の空調設備関連費42億8,200万円、地域振興に資する民間投資を支援するための地域総合整備資金貸付金20億2,000万円、頑張らんば長崎市応援寄付推進費1億739万9千円、ブリックホール外壁タイルの補修・点検費5,200万円、平成29年度決算剰余金の一部を積み立てる財政調整基金15億4,813万6千円、被爆樹木の保存整備に充てるクスノキ基金に積み立てる450万3千円、長崎被爆体験者支援費8,712万6千円など、介護保険事業など特別会計補正に10億8,174万5千円など総額101億4,832万2千円が計上されている。
条例改正では、地方自治法に基づき条例制定請求が行われた長崎市の交流拠点施設(MICE)建設に凍結に関する住民投票条例、学校給食その他の給食の実施及び学校給食費の徴収に関する長崎市学校給食の提供に関する条例、被爆樹木の保存整備事業費補助金の財源に充てるための基金設置など一部を改正する条例、長崎原爆資料館の管理について指定管理制度を導入する長崎原爆資料館の一部を改正する条例、工事の請負契約の締結について(重要文化財旧グラバー住宅保存修理工事)、財産の取得について(住宅用火災警報器)等があげられている。定例会期は、11月27日(火)から12月14日(金)までの18日間と申し合わせ、一般質問は11月30日(金)から12月5日(水)で19人が登壇の予定となっている。