大浜町自治会(井上重久会長)は、12月17日(日)9時から大浜公園において地域住民参加のもと「大浜町自治会年末餅つき大会 」を行った。このもちつき大会は、自治会内の大人や子ども達の親睦・交流を図り、地域の絆をつくろうと自治会行事として開催している。新型コロナ禍を経て、通常の餅つき大会に戻りつつあるものの、インフルエンザも流行しており、基本的な感染防止対策を行なって実施した。大浜公園では、早朝から自治会役員、消防団、ペーロン保存会、東西鶴寿会、子ども会、そして長崎大学のボランティアメンバーら多数の参加のもと、「イチ・ニ・サン、イチ・ニ・サン」の掛け声とともに、70kのもち米をつきあげ、参加者の皆さんにつきたての餅を配布した。
自治会役員らは、前日(16日)午後から備品チェック、もち米洗いなど事前準備を行ない、昨日(17日)は7時30分集合で釜戸の準備や臼の段取り、9時過ぎから餅つきを始めた。町内会も高齢者の増加に伴い、もちっこ機2台の活用と昔ながらの杵で餅つきを行った。朝の早い段階は、寒気の影響もあって厳しい冷え込みを感じたものの、杵をもって餅つきを始めれば身体は温まった。地域の皆さんを中心に慣れた手つきで餅がつかれ、ボランティアで応援に駆けつけた大学生や子ども達へも、餅のつきかたが伝授されていた。また、公民館では役員・ボランティアの婦人部を中心に、あんこ餅や食べやすい大きさに餅をまるめていた。大学生(留学生)にとっては、記憶に残る「餅つき」になった事と思う。