2024年3月8日(金)「優良建築物等整備事業の審査」!

長崎市議会建設水道委員会は、昨日(7日)土木費5項都市計画費の「優良建築物等整備事業費(幸町地区)4億3,209万円」、「まちづくりのグランドデザイン策定費(1,321万1千円)」などの審査をおこなった。優良建築物等整備事業の概要は、(株)ジャパネットホールディングスが進めている長崎スタジアムシティプロジェクト、市民の楽しみの場と日常的に解放された空間の創出を図り、良好な市街地環境を形成するため、社会資本整備総合交付金等を活用して国、県、市が一体となって支援している事業である。総事業費約880億円、延べ床面積約190,000㎡、スタジアム約20,000席、アリーナ約6,000席、ホテル243室(客室)、オフィス約13,900㎡(貸床)、商業約20,000㎡、駐車場約1,500台の規模で整備が進み、令和6年10月14日オープンする。

補助支援の理由は、新たな楽しみの場の創出と雇用を生み、都市の魅力向上と若者を中心とした人口流出の抑制や交流人口の拡大に繋がり、長崎市が抱える課題解決に大きく貢献するもの。また、試合時を除きスタジアムを原則市民に一般開放する計画であり、日常時には憩いの空間としての利用ができるほか、災害時には一時避難場所としての利用を予定するなど、市民サービスの向上に貢献する事業でもある。質疑の中において、他都市の状況、自主財源が乏しい中での行政としての支援の在り方・期間設定、避難場所、市民への開放・周知など質したが、具体的な見解は示されず、今後、早急に詰めるとの回答があった。これまでの取り組みとして、施設整備等への補助金、企業版ふるさと納税の募集、鉄道高架下横断箇所及び歩道の整備、開業気運醸成など実施している。

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