長崎市議会令和元年第5回定例会は、11月29日から12月13日までの18日間の日程で開催された。補正予算(第5号・第6号)の概要は、平成30年度決算剰余金の一部を積み立てる財政調整基金へ11億5,874万7千円、小規模多機能型居宅介護事業所の整備費に6,400万円、民間病院施設整備事業費補助金5,578万6千円、地域エネルギー事業体出資金1,750万円、現在建設中の恐竜博物館における杭工事や増床などに伴う整備費1億1,980万円など一般会計補正25億4,379万1千円、介護保険事業など特別会計補正19億1,373 万2千円、水道・下水道事業の公営企業会計補正770万6千円の総額44億6.522万9千円が上程され可決した。
条例改正では、消防団員の資格要件を見直す消防団員の任免等に関する一部を改正する条例、工事の請負契約の一部変更について(仁田佐古小学校建設主体工事(1))、財産の取得について(拠点避難所用防災資機材)、公の施設の管理を行わせるため議会の議決を経る必要がある公の施設の指定管理者の指定について(長崎ブリックホール、稲佐山公園・ロープウェイ、出島など44施設)など、人事1件、予算15件、条例17件、その他68件、報告3件を可決・同意した。また、「ライドシェア推進に対する慎重な検討を求める意見書」、「児童虐待防止対策のさらなる強化を求める意見書」は全会一致で可決した。請願第7号「地域活性化事業として大黒町における場外舟券売場設置計画に反対しないことを求める請願」については不採択となった。