福田本町自治会(浜本勝馬会長)・福田本町ペーロン保存会(松添文雄会長)は、6月11日(日)9時から福田本町海岸において自治会会員相互の交流並びに親睦を深め、郷土の発展と伝統文化の継承を目的として「受け継ごう伝統」をスローガンに掲げ、“福田本町ペーロン祭り2023“を開催した。また、隣接地域の丸木自治会では、福田港の波止場において水神を祭り、海上の安全と大漁を祈り「川祭りの祭典」を執り行った。コロナ禍で中止を余儀なくされたペーロン祭りも4年ぶりに再開、開会式では「ペーロンを通じて元気を取り戻そう、伝統行事を継承しよう」との挨拶があった。来賓者では鈴木市長、西岡衆議院議員、私(井上)も参列し激励の言葉を述べた。
また、小浦町自治会(川原勇会長)・小浦町ペーロン保存会(山口正次会長)も、同日9時から小浦町海岸において「小浦町ペーロン大会」を4年ぶりに開催、小浦町舟津自治会も「川祭りの祭典」を執り行った。人口減少・少子高齢化の影響もあり、どの地区においても櫂(かい)の漕ぎ手が不足し、他地区や地元企業からの加勢を受けてペーロン大会が継続されている。昨日(11日)の海上は、穏やかで子どもから大人まで太鼓・ドラの音に合わせ櫂(かい)を漕いでいた。福田地区においても、本格的なペーロン大会の時期を迎えている。6月18日は大浜町ペーロン大会が、6月25日は大浜、小浦、福田本町、柿泊の4地区による福田地区ペーロン大会が開かれる。福田湾内に太鼓と・ドラの音が帰ってきた。