2022年4月21日(木)「県内感染レベル引き上げ」!

長崎県の大石賢吾知事は、昨日(20日)臨時会見を開き、新型コロナウイルス感染症の新規感染者数や病床使用率が上昇傾向にあるとして、県内感染の広がりを6段階で示すレベルを「1」から「2-1」に引き上げ、警戒警報を発令した。県の発表では、病床使用率は19日までの3日間連続でレベル「2-1」の指標20%を超え、新規感染者も2日続けて500人を超えている。ここ3週間の感染要因は、家庭内が約50%、学校と児童福祉施設が約20%を占め、特に20代の大学のサークル活動や職場(寮)などにおける会食に伴う感染拡大が1.7倍に増加している。3回目接種率は、18歳から49歳が38.4%(17日時点)にとどまっており、県は積極的な接種を促している。

感染防止対策等の基本的な対応は、コロナ対策にあたっては社会活動と感染拡大防止策の両立が重要である。ワクチン接種の進展や重症化リスクの低いオミクロン株の特性を踏まえると、可能な範囲でコロナとの共生を図る。現在の病床の水準では、行動制限は行わず、県内宿泊割引キャンペーンについても、感染対策を徹底した上で継続する。引き続き、積極的なワクチン接種、会話時のマスク着用や三密の回避などの基本的な感染防止対策の徹底を呼びかけていく。GWを控え、県外への帰省や旅行の際は感染リスクの高い行動を控えるよう求めた。高齢者や基礎疾患を持っている方と接する際は、家庭内でもマスク着用するなど、感染防止対策を徹底しようと呼びかけた。

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