長崎市議会9月定例会は、9月1日に開会し本日（15日）までの日程で閉会する。今議会は、議案審査、議決を優先し、一般質問は会期の最後にすることとなり、通常定例会より会期日程が短縮となった。一般質問は、9月14日・15日の両日4会派4人が登壇し、福祉事業、農林・水産業政策、災害対策、公共交通政策、新型コロナウイルス感染症対策など質疑を行っている。昨日（14日）の主な質疑は、質問：福祉事業における高齢者交通費助成事業（70歳以上、年間5,000円）のあり方については？回答：長崎市はバスと路面電車の助成方式を、本年度から紙券からICカードへのポイント付与に変更、バスや電車を利用するたびにカードに運賃と同額のポイントがたまり、これを電子マネー（上限5,000円）と引き換えることができる。交換するには、各交通事業所の窓口やポイント交換機が設置されている場所へ行く必要がある。合併地区や周辺部などでは、交換機がある営業所などまで距離があり、「制度変更後の課題と考えている」とし、制度の円滑運用に向けて、地域センターなど公共施設にポイント交換機の設置を検討しているとの見解を示した。
