2010年10月8日(金)長崎くんち中日(なかび)

傘鉾1

くんち期間中は、各踊町が市内の事業所や官公庁、民家などに踊りを呈上することで福をお裾分けし、お祝いする庭先回りが行なわれる。踊町の先頭に入ってくるのが「傘鉾」であり、町のプラカードの役目を果たす。5町の傘鉾の飾(ダシ)は、銅座町は「老松の下に燈篭があり秋の紅葉」、八坂町は「ビーロド松に鳥居と紅葉」、東濱町は「大きな蛤と竜宮城、細い白絹を巻いた細い竹」築町は「三日月に秋菊、老松」、馬町は「鞍・手綱等の馬具に陣傘、弓矢」などとなっており趣向を凝らした様々な装飾が施されている。重さは約130~150kgで、古い物は弘化年間(1844年~1847年)の作品もあるとか・・・5町の傘鉾が勢ぞろいした。

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