長崎ランタンフェスティバル実行委員会は、昨日23日(月)17時30分から湊公園において「2012長崎ランタンフェスティバル」春節礼祭および点灯式を執り行いました。このランタンフェスティバルは、長崎在住の華僑の人々が、中国の旧正月(春節)を祝うための行事として始められたものであり、もともと「春節祭」として長崎新地中華街で行なわれていました。平成6年から「長崎ランタンフェスティバル」として規模を拡大し、長崎の冬を彩る一大イベントとなり、1月23日(春節)から2月6日(元宵節)の15日間にわたり開催されます。
湊公園には、メーンオブジェの3体の龍をあしらった「祥龍戯珠(しょうりゅうぎじゅ)」(高さ8m、幅4.5m)の大型オブジェも飾られています。このオブジェは、龍が「珠(たま)」と戯れる姿を表現した作品で、平和への願いが込められているそうです。期間中は、中国の「元宵節」にあわせてランタン(中国提灯)を飾る風習に習い、長崎新地中華街を中心に浜市・観光通りアーケードなど、市内中心部が15,000個にも及ぶ極祭色のランタンなどで彩られます。今年は、銅座川の新地橋周辺も新たな会場に加わり、湊公園・新地中華街・銅座川一帯が新たなメイン会場「新地中華街会場」となります。