草野豊彦杯びわっ子少年空手道大会実行委員会(友永義博実行委員長)は、11月18日(日)9時30分から長崎県立総合体育館(メインアリーナ)においてスポーツの振興と空手道を通じて青少年の健全育成及び親睦を図ろうと「第17回草野豊彦杯びわっ子少年空手道勝ち抜き戦」を開催した。総合体育館には、30分前に到着したが既に駐車場は満杯状態で、来賓用に確保された駐車場に車を置いて会場に入った。会場を見渡せば、選手団はチーム練習・ウォーミングアップを行いながら開会式を待つばかりの状態であり、応援席は保護者や関係者らで多くの人が集まっていた。
びわっ子杯は、故草野豊彦氏が平成12年7月23日三和町勤労者体育センターで「第1回三和びわっ子杯少年空手道勝ち抜き戦」をスタートさせ、参加チームが多くなるにつれて会場を変更し、平成18年7月23日の第7回大会より長崎日大高校体育館や、三菱重工体育館並びに琴海南部体育館で開催し、冠名称も「草野豊彦杯びわっ子」として少年空手道勝ち抜き戦が引き継がれている。スタート当初、私も草野豊彦氏(初代進和会師範)・友永義博氏と同様、三菱重工香焼工作部内組課の同じ職場の後輩として、三和地区の大会に足を運んでいた。その後、新聞報道での進和会選手の活躍を拝見しながら、縁あって今回もびわっ子杯を観戦することが出来た。
開会式では、近藤大会副会長より「空手の試合ではまれな勝ち抜き戦である。草野先生の意志を引き継ぎ、大会を通じてびわのように大きな実になってほしい」との挨拶があった。試合形式は、各チーム3名による組手競技の勝ち抜きトーナメおント戦、大会規模は36団体179チーム、515人の選手が出場、男女学年別など8部門に分かれ団体戦で競技が行なわれた。幼児の部(男女混合)・小学1~2年(男女混合)では、かわいい子どもと思えない攻撃的な選手、動きの良い選手など試合内容も何とか分かったが、高学年や中学生の技のスピードには付いていけず、旗の判定を見ながら勝敗の行方を見守った。大会関係者の皆様大変ご苦労様でした。