中村長崎県知事は6月22日、県内の感染状況が一定落ち着いているとして、感染の広がりを5段階で示す独自のステージを「3（急増）」から「2（漸増）」に昨日（23日）で引き下げた、佐世保市の感染段階はステージ3を継続する、7月1日から県民限定宿泊割引キャンペーンを再開すると発表した。現状のまとめとして、これまでの持続的な対策の効果等により、県全体の感染状況はステージ2、佐世保市を除くとステージ1まで改善しているが、リバウンドを招かないよう、今後とも感染防止対策の継続が必要としている。引き続きのお願いとして、感染リスクの高い飲食の場面においては、リスクの回避のため、引き続き最大限の注意をお願いする。不要不急の緊急事態宣言地域（1県）、まん延防止等重点地域（10都道府県）との往来自粛。日常の場面においても、感染防止対策の徹底に最大限の注意をお願いする。事業者の皆様へは、感染拡大地域への出張の際は、会食を控えて下さい。
飲食店・宿泊施設における感染防止対策の徹底を図るため、県民及び来県者が安心して県内の飲食店を利用できるよう「第三者認証制度」の申請受付を開始しているので、積極的なご参加をお願いする。医療体制等について、本県における高齢者のワクチンの接種状況は、徐々に改善してきており、今後さらに接種を加速する。変異株の検査体制を整備し、企業等でのワクチン接種を進めるため、県に相談・支援体制を構築するとしている。長崎市では、今後とも、感染防止対策の継続を要するものの、感染リスクの高い会食については十分留意する必要があるとし、会食の開催は業務継続体制の観点から、部や課などの組織単位での形式は避けること。それ以外であっても4人以下とするなど、職員に対して感染防止対策を徹底することをお願いしている。
