2021年2月22日(月)「江平中学校閉校記念式典」!

長崎市江平中学校(川崎信幸校長)、江平中学校閉校記念事業実行委員会(宮野文子委員長)は、2月21日(日)10時から江平中学校体育館において生徒・保護者、学校関係者(歴代校長・育成会長等)、関係する地域の自治会長や来賓ら約130人が出席して「長崎市立江平中学校閉校祈念式典」及び「閉校記念碑除幕式」を執り行った。記念式典では、宮野実行委員長より「母校である江平中学校の閉校には寂しさを感じるが、教育環境を考慮した結果と受け入れなければならない。この自然に囲まれた学校で過ごしたことは、卒業生の胸に刻まれている」、川崎校長より「江平中は1961年に開校、翌年度には過去最高の1411人が在籍し、これまでに送り出した卒業生は本年度14人を含め1万623人となる。えび中魂の精神で取り組んだこれまでの中学校生活に誇りと自信を持って前に進んで行ってください」との挨拶、式辞が述べられた。

最後の卒業生となる3年生14人は、生徒会スローガンとして「完遂~責任感 思いやりの心~」を掲げ、式典に向けた準備を進め、生徒たちは授業で調べた江平・浦上の地域の歴史やこれまでの学校の歩みなどを発表し、60年の歴史を振り返った。生徒代表の溝口さんは、「江平中はずっと大切な場所、この学校でたくさんの事を学ぶことができ幸せだった。60年の歴史に“ありがとう”と感謝の言葉」を贈った。式典後、正門近くに設置された閉校記念碑の除幕式もあり、生徒たち全員で記念撮影を行った。来年度から山里中学校と統合されることに伴い、江平中学校が長い歴史に幕を下ろすことなった。在校生、卒業生、育成会、地域の皆様方にとっては、これまでの思い出を心に深く刻み、江平中学校の伝統と精神を長く後世へと受け継いで、新たな道を一歩一歩、力強く進まれることを祈念する。

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